探査日誌 03082.6 - 資源不足を乗り越えて
探査日誌 03082.6
基地の周辺は天然資源に乏しく、基地の開発はままならない状況だ。墜落した複数の宇宙機の残骸を発見し、そこから物資を得ている。
嵐の中、基地の造成を急ぐ。ただやみくもに造成するわけにもいかない。前回の探検の反省を活かし、施設の配置も使い勝手を考慮したものにしたい。
問題は、探査範囲を広げるために必要なテザーやソーラーパネルの材料となる混合物、そして基地のノードやモジュールを造成するために必要な樹脂。このふたつの露天鉱床が、なかなか発見できないことだ。近隣の鉱床はあらかた掘りつくしたが、それぞれ3単位程度の物資しか掘り出せなかった。
そんな中、樹脂の大型結晶("泉"と呼んでいる)を発見できたのは幸いだ。ここからいちどに回収できる樹脂の量は3単位に足らない程度だが、数サイクル経つと資源が回復する。時間が必要なため、これさえあれば鉱脈探査は不要というわけにはいかないが、無いよりはマシだ。
いっぽう宇宙機の残骸は、3機連続して発見できた。これまで観たことのなかった形状のものもある。山のふもとで発見できたものにはキューポラ状の観測窓があった。あきらかに宇宙ステーションの残骸だ。
ただ、現時点で宇宙機からチタンなどのレア資源を回収しても、役立てることができない。ジレンマだ。
樹脂と金属、宇宙機とともに墜落していたコンテナ状不明物資をかき集め、基地を拡張していく。合理的な造成計画もあきらめてはいない。たとえば3Dプリンターと製錬所を隣り合わせに配置すれば、製錬した銅やアルミニウムをすぐに材料としてプリンターに喰わせることができる。
計画的な配置には余計なノードが必要となる。“樹脂の泉”が近くになければ、あきらめていただろう。
探査日誌 03001.1 - 惑星テラン再び
探査日誌 03001.1
我々は惑星テランへに降下、新たな探査を開始する。今回の目標は、テラン衛星への進出と調査である。
2度目の冒険だ。以前は自分のいる惑星の名前すら把握できないまま探査を進めていたが、いまはちゃんと名前も分かっている。降下は前回と同じく瞬く間で、断続的な姿勢制御とレトロエンジンだけで済んでしまった。
着陸ポイントは、以前よりもっと殺風景なところだった。巨大植物はおろか地表植物があまり見当たらない。礫岩まじりの赤い土と青いダストのまだらが延々と続き、大型植物はおろか地衣性植物(要は草花だが、どれも根を張っているように見えない)もほとんど見当たらない。地平線の向こうに見える山も僅かだ。北方にある3つの山を、山塊Aと呼称することにする。この山塊Aが、ほぼ唯一の自分の場所を確認する手がかりだ。
紫色に染まる地平は美しい。だが、今回の目標は月なのだ。はやく資源を集めてシャトル打ち上げの準備をしたいのだが、出鼻をくじかれたかたちだ。
とにもかくにも資源捜しだ。かなり歩くが、混合物や樹脂の露天鉱脈が無いわけではない。また、かすかだが巨大宇宙機の残骸も見える。無駄な動きはしたくない。スピードだ。
Astroneer / アストロニア 探査日誌 これまでのあらすじ (2)
時に25世紀。ひとり惑星に降り立った探査員は、青いダストと謎の植物が覆う大地で、未知を求め冒険を始める。
地表に露出した様々な鉱脈から得た物資でツールを作成し、探査範囲を拡張していく探査員。墜落した宇宙機の残骸や巨大な植物から発見した未知の物体からは、新技術が続々と得られていた。
そんな中、偶然発見した地表の穴から、この惑星の地下には巨大な空間があることを発見する。ローバーを開発し、地下への旅を始める探査員。
しかし探査は順調には続かなかった。あまりに複雑な地下構造に探査の進展は鈍化し、また得られる未知の物体も限られたものとなった。
同時に、システム面での問題も深刻化、フレームレートが落ち、操作性が極端に落ちた環境では、もはや簡単な掘削作業すら困難となった。探査は行き詰まりを迎える。
探査の最後に、開発されたシャトル機で宇宙に出る探査員。
しかし探査員は、誤って惑星の未知の領域に着陸。最後の力を振り絞って行った登山の末、惑星の広大さを知るのだった……。
そして、新たな冒険を始める探査員。今回の目標は、月面探査である。
(月・木更新予定です)
Astroneer / アストロニア 探査日誌 028913.5 『混迷の中の終焉』
探査日誌 02913.5
着陸ポイントを誤り、惑星の未知の領域にいる。
地表は青いダストの成分が多く、茶色の地表がむき出しになった個所はすくない。植生はおおむね同じだが、大型植物はより少ない。また、平地が大きく開けている。
黄道の傾きから、この地点は基地とおなじ赤道直下ではなく、南半球の中緯度帯と考えられる。
もっとも近い山には、ふたつの大型宇宙機の残骸が見える。
探査日誌 02959.3
すでにフレームレートは極端に落ち、操作はままならない。それでも、最後に宇宙機の探査、そして山への登頂を試みる。テザーが尽きるまで。
山頂に到達。空の色が濃い。
山頂からも、基地の場所は分からなかった。乱雑に並べられた機械類であっても、いまは愛着を感じ、基地を故郷のように思っている。
今回の探査を、これで終える。願わくば、次は星の世界に手の届かんことを。
いや、願ってないで行くのだ。次は月探査だ!
Astroneer / アストロニア 探査日誌 28001 『宇宙へ』
探査日誌 28001.3
今回の探査、最後の挑戦である。シャトルで宇宙にあがる。
燃料のヒドラジンは洞窟に結晶体が多数あるため、回収に手間はかからなかった。いちどに回収できた4単位をシャトルに注入し、搭乗する。打ち上げだ。
探査日誌 28001.6
打ち上げはクリック1つでカウントダウンもなく行われた。降下時と同じく、またたくまに宇宙に到達した。突然、星の世界が目の前に広がる。空気の層のない、真っ黒な空に、星の帯が縦に伸び、下方向に進んでいる。つまりシャトルの「上」が、惑星の「西」方向に向いているということだ……。
だがそれが何の役に立つ! 操作の方法がわからない!
探査日誌 28037.2
フレームレートが落ち正確な操作のおぼつかないコントローラーをやみくもに動かすと、カメラの視点が移動し、太陽やほかの惑星が見えてきた。美しいが、そのような余裕はない。宇宙にいることでどんな影響が出るのか、まったくわからないのだ。操作ができないことが恐怖をあおる。
探査日誌 02837.6
ようやく正面に元の惑星を捉えることができた。
青いサークルが降下可能地点のようだ。よく見ると基地のホームアイコンや、ビーコンのアイコンが見える。
ずいぶんと広い範囲を冒険したように思っていたが、いちばんの遠地点でも、惑星の1/4の距離にも達していない。なんと巨大な……。
探査日誌 02862.9
なんとかサークルにポインタを合わせ、推進ボタンをクリックする。しかし基地のあるサークルではないものにあってしまったようだ。
降下したのは、未知の土地あった。
探査日誌 02881.2
ここはいったいどこなのだろう?
Astroneer / アストロニア 探査日誌 02757.1 『宇宙船』
探査日誌 02757.1
洞窟入口にパークしておいたトレーラーに乗り、回収した未知物体とともに基地に帰投した。地表の植物から新たな形状の未知物体を回収している。新技術の開発期待が持てる。
探査日誌 02762.2
遂に宇宙船の開発技術を得た。既にシャトルの開発能力は得ていたが、いよいよ宇宙進出を検討する段階となった。
探査日誌 02762.3
一方、探査の進行で問題が発生している。画面表示のフレームレートが落ちているのだ。その原因が、既探査空間の拡大にあるのか、地形変形の量にあるのか、テザー延伸の長さにあるのか、それともプレイ時間にあるのか、まったく不明である。
フレームレートが落ちるとコントローラーのレスポンスも落ちるため、マーカーの性格なポイントが困難になる。現時点ですでにマーカー操作はかなり困難な状況となっている。今後更にレートが落ちれば、問題は致命的だ。
本惑星の探査と技術開発は、一定のレベルに到達した。今回の探査は、ここまでなのかもしれない。
探査日誌 補足
本ゲームはプレアルファ版であり、またX-BOX ONE という、PCに比べ処理速度やストレージに限界のある環境で走っている。現象のレポートはすでに開発元フォーラムに投げられているようだ。
今後の改善に期待する。ただ、このゲームが必要とするコンピューティングリソースの多さを考えると、ひょっとしたら正式版は、次世代のX-BOXになるのかもしれない。
Astroneer / アストロニア 探査日誌 02701.2 『地表へ』
探査日誌 02701.2
掘削を開始してほどなく、地表へと到達した。分かっていたこととはいえ、やはり閉鎖された洞窟のなかから空が見えたときは、脱出できたという喜びがある。
探査日誌 02701.5
地平線の向こうに、青い三角形のアイコンが見える。おそらく洞窟の入口に設置したビーコンだろう。相当進んだことになる。
手持ちのテザーは少ないが、混合物の鉱脈を発見できればなんとか到達できそうだ。ビーコンに向かって移動を開始する。
探査日誌 02735.4
未知の巨大植物を発見。大きな翅状の葉と、巻きひげのようなものを備えている。すでに枯れて白化しているが、なぜこのような構造になったのだろう?3枚の翅葉の構造は、回転翼を思わせる。一部の裸子植物と同じように、空中を移動して拡散する仕組みだろうか? この惑星の謎はつきない。