アストロニア 惑星探査日誌

Gasoline's Astroneer Play Log

Astroneer / アストロニア 探査日誌 01006 『死体』

探査日誌 01006.1

基地の北側にある山地の探査に向かう。紫の朝もやに霞む峰は神々しくも感じられ、早く近づきたい、できることならその白い頂にたどり着きたいという想いは、着陸当初からあった。一度はその方向にテザーを伸ばしていったが、途中で資源が切れ断念していた。

今回改めて接近すると山体は切り立っており、また中腹に巨大な空洞がある複雑な地形であることが分かってきた。惑星の大きさが把握できていないため地平線までの距離感が掴めず、山には意外と早く到達した。麓から見ると、山はほぼ絶壁だ。

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探査日誌 01006.2

手持ちのテザーが少ないため登山は断念し、山の基部に発見した別の大空洞に入った。入り口と考えていた部分は、実際は山塊がアーチ状になったもので、そこをくぐると再び空が見える。

すでに夜になっており、ソーラー発電ユニットも効かない。障害となる土砂を除去しながら奥まで進入するとエネルギーはすぐに切れ、スーツ備え付けのサーチライトも消えてしまう。光源であるテザーの範囲を出ると、周囲は真っ暗になってしまう。星の帯も、方角が悪くそれも見えない。重なり合う闇に、山頂の雪が薄っすらと見えるだけだ。

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探査日誌 01006.3

アーチを超えた中庭の奥には、本格的な長い空洞があった。すでにテザーは尽きているので、様子見的に、少しだけ入ってみることにした。洞窟の奥から来るのだろうか、低い風音が反響している。

その入り口付近で、黄色い小型の生物種を発見。小型とはいえ身長の倍程度だ。ショウガの根のようなゆがんだ形状で、大きな赤い斑がいくつかある。警告色だろうか? 異質な生命であることには間違いない。

念のため少し離れて根元を掘削すると、爆発しガスを出した。初めてのタイプだ。ガスクロマトグラファーなどありもせず、緑色のガスの成分は分からない。致死性かどうかを確かめるには、実際に浴びてみるしかないだろう。

爆散した跡には、球根と、別のものが埋まっていた。

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探査日誌 01006.4

出土した小さく白い物体はハンドパワーで持ち上げることができなかったため、接近して観測する。死体だった。過去の自分がここで死んだ記憶はないし、スーツの色が異なる。別の探査員だ!

死体のバックパックから、水タンクと、製造方法を知らないダイナマイトを回収した。死体は放置し、基地に戻る。どこかに生きた探査員もいるのだろうか? 

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