アストロニア 惑星探査日誌

Gasoline's Astroneer Play Log

Astroneer / アストロニア 探査日誌 01010 『登山』

探査日誌 01010.1

北西の方角にある山に登頂を試みる。前回予備探査した山と目標を変えたのは、こちらのほうが山の形状が単純に見えたからだ。

バックパックにも基地にも地図の作成機能はない。山頂からの光景を確認し、惑星の地理を少しでも把握することは、「頂を目指す」という哲学的な欲求以上に、現実的な意味を持つ。

近づくと山体はやはり急峻で、テザーを置きながら登ろうとしたが、途中で進めなくなった。やはり登山道の造成が必要だ。プランは決まった。登頂を開始する。

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探査日誌 01010.2

マシンの平面造成機能でゆるやかな上り坂を作り出し、山体に沿って伸ばしていく。感覚でしか分からないが、勾配は20%程度だろうか? 数値にしてみると急だが、あまりそう感じられない。

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探査日誌 01010.3

斜面造成は単純だが根気の要る作業だ。ターゲットマーカーが敏感で、山道の延長部から離れた虚空をポイントしてしまうことが多い。また、曲面である山体に道を這わせようとすると、ある程度進んだら傾斜の向きを調整しなければならない。

山の中腹を超え、夜が明けた。周囲を見ると、すでに惑星の丸みが強く感じられる。惑星じたいが小さいこともあるが、坂が勾配急なため、意外と早く高度を得られるのだ。

惑星にある谷の構造が、ここからだとよく見える。また、新しい大型宇宙機の残骸も発見できた。しかしこの高さから足を踏み外せば、即死だろう。

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探査日誌 01010.4

八合目を超えたあたりで、すこし平らになった場所に着いた。この高さになると、山の表面に山道を這わせるのはますます面倒になる。むしろ上り坂のまっすぐなトンネルを掘り、反対側に抜けたら踊場を造成し、逆向きにまたトンネルを掘るという工法のほうが早いのではないだろうか? そう考え、トンネルを掘り始めた。

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探査日誌 01010.5

予期せぬ事態に直面した。山体の反対側に抜けると想定していたトンネルが、空洞に行き当たったのだ。

空洞の中は暗く何も分からない。空洞の底に光が届いている気配もなく、中に入れば、転落死する可能性が高い。穴を広げ下り坂を造成するなど、調査方法は考えられるが、現時点ではこの穴の調査は想定外だ。今回の目標は、山頂への到達である。

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探査日誌 01010.6

トンネルから撤退し、再度山体を囲むように山道の造成を始めると、向こう側の山に巨大な太陽発電パネルのようなものが突き刺さっているのが見えた。調査目標としては非常に魅力的である。

こちらの山と向こうの山は高さはほぼ等しいようだ。こちらの山頂に向けて取り巻くように山道を造成していくより、向こうの山頂に向けて真っすぐな上り坂の橋を造成するほうが容易と判断し、作戦を変更する。途中でパネルの調査もできるだろう。

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