アストロニア 惑星探査日誌

Gasoline's Astroneer Play Log

Astroneer / アストロニア 探査日誌 01013 『空間異常』

探査日誌 01013.1

山体の中の不可解に飲み込まれ、直後に滑落死を“経験”した後、再び着陸ポッドの中で再生した。

基地から山を見る。麓に死亡地点を示す、青い三角形が見える。確かに何かが起こった。そして死んだ。明らかにこの世界は不完全で、不具合がある。

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探査日誌 01013.2

再び山体の調査に向かう途中、地面に裂け目があるのに気付いた。地形的な穴ではなく、あり得ない空間の“段差”から“内側”が見えているような状態、いわゆる空間断層だ。

現象の内側には、別の洞窟のような地形が見える。試験的に断層にマーカーを当て掘削を行う。

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探査日誌 01013.3

地形が変化した瞬間に断層は消え、ただの穴となった。断層内部の構造は、少なくともマーカーの到達する範囲では現出しない。残念ながら、空間断層はこちらから能動的に接触することのできない現象のようだ。

本来のミッションに戻ることにする。山体で発見された洞窟の探査である。

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Astroneer / アストロニア 探査日誌 01012 『虚無空間』

探査日誌 01012.1

ガスの届かない距離からマシンで生命体の根本を掘削すると、生命体はできた穴に転がり込み、活動を止めた。死んだとみていい。

その奥には、またも巨大な空洞があった。鍾乳石のようなものも見える。このような空間は山体の至る所にあるのだろうか? また、奥には何があるのだろうか?

しかし、今回の探査の優先事項は山頂に到達することだ。洞窟は装備を整えてから再訪する。

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探査日誌 01012.2

再び頂上に向け造成を始めようとしたが、誤って足元を掘削して、足を滑らせた。

次の瞬間、私は土の中にいた。

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探査日誌 01012.3

入り込んでしまった。

土の中は虚無の空間だった。足をばたつかせるが、自由は効かず、体はひとりでに空間内をすべっていく。落ちるのではなく、横に移動しているようだ。

山の斜面を、内側から見ている。ターゲットマーカーがその壁に当たっている。

下を見ると、直線や直角で構成された、なにかが見える。

また逆を見ると、円筒状の地形が見える。これは、洞窟を外側から見ているのだろうか?

そして、壁にぶつかった。

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探査日誌 01012.4

山の外面を透過し、私の体は崖の外に出た。一瞬、空が見え、滑落が始まった。

揉まれるように体を回転させ、岩に当たり、そして地面に激突し、死んだ。

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Astroneer / アストロニア 探査日誌 01011 『ソーラーパネル』

探査日誌 01011.1

橋の造成を開始する。ふたつの山の間は深い谷となっており、滑落は死を意味する。バックパックにパラシュートやロケットといった隠し機能があれば別だが、残念ながらその可能性は低そうだ。f:id:debabocho:20170306125223p:plain

 

探査日誌 01011.2

慎重に、直線となるよう造成を進める。橋の勾配が足りなかったようで、山頂ではなく、ちょうどソーラーパネルの根本に到達しそうだ。巨大なパネルに加えトラス構造も見える。墜落した低軌道ステーションの残骸だろうか。

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探査日誌 01011.3

向こう側の山に到達。地形に名称を与えておくべきだったと思う。位置関係の把握に役立つだろう。

ソーラーパネルは接近すると、意外と小さく感じられる。地球とは惑星の大きさも大気濃度も異なるため、遠近感がつかめないのだ。トラスの基部には、オレンジ色のドッキングポートが確認できる。基地ユニットにあるものと同型だ。ユニバーサル規格なのだろう。十分なエネルギーが確保できれば、ここにも何かユニットを接続できるかもしれない。

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探査日誌 01011.4

再び想定外の事態に直面している。ソーラーパネルの裏側にあたる山腹に平坦な空間があり、既知の植物と、活動状態にある未知の生物が発見されたのだ。

生物はオレンジの球根型で、頭頂部に空いた穴から緑色のガスを噴出している。以前別の洞窟の入口で遭遇した生物が爆散時に放出したものと同種かと思われるが、こちらは継続的な噴出である。ガスの拡散も考えられる。対応が必要だ。

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Astroneer / アストロニア 探査日誌 01010 『登山』

探査日誌 01010.1

北西の方角にある山に登頂を試みる。前回予備探査した山と目標を変えたのは、こちらのほうが山の形状が単純に見えたからだ。

バックパックにも基地にも地図の作成機能はない。山頂からの光景を確認し、惑星の地理を少しでも把握することは、「頂を目指す」という哲学的な欲求以上に、現実的な意味を持つ。

近づくと山体はやはり急峻で、テザーを置きながら登ろうとしたが、途中で進めなくなった。やはり登山道の造成が必要だ。プランは決まった。登頂を開始する。

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探査日誌 01010.2

マシンの平面造成機能でゆるやかな上り坂を作り出し、山体に沿って伸ばしていく。感覚でしか分からないが、勾配は20%程度だろうか? 数値にしてみると急だが、あまりそう感じられない。

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探査日誌 01010.3

斜面造成は単純だが根気の要る作業だ。ターゲットマーカーが敏感で、山道の延長部から離れた虚空をポイントしてしまうことが多い。また、曲面である山体に道を這わせようとすると、ある程度進んだら傾斜の向きを調整しなければならない。

山の中腹を超え、夜が明けた。周囲を見ると、すでに惑星の丸みが強く感じられる。惑星じたいが小さいこともあるが、坂が勾配急なため、意外と早く高度を得られるのだ。

惑星にある谷の構造が、ここからだとよく見える。また、新しい大型宇宙機の残骸も発見できた。しかしこの高さから足を踏み外せば、即死だろう。

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探査日誌 01010.4

八合目を超えたあたりで、すこし平らになった場所に着いた。この高さになると、山の表面に山道を這わせるのはますます面倒になる。むしろ上り坂のまっすぐなトンネルを掘り、反対側に抜けたら踊場を造成し、逆向きにまたトンネルを掘るという工法のほうが早いのではないだろうか? そう考え、トンネルを掘り始めた。

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探査日誌 01010.5

予期せぬ事態に直面した。山体の反対側に抜けると想定していたトンネルが、空洞に行き当たったのだ。

空洞の中は暗く何も分からない。空洞の底に光が届いている気配もなく、中に入れば、転落死する可能性が高い。穴を広げ下り坂を造成するなど、調査方法は考えられるが、現時点ではこの穴の調査は想定外だ。今回の目標は、山頂への到達である。

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探査日誌 01010.6

トンネルから撤退し、再度山体を囲むように山道の造成を始めると、向こう側の山に巨大な太陽発電パネルのようなものが突き刺さっているのが見えた。調査目標としては非常に魅力的である。

こちらの山と向こうの山は高さはほぼ等しいようだ。こちらの山頂に向けて取り巻くように山道を造成していくより、向こうの山頂に向けて真っすぐな上り坂の橋を造成するほうが容易と判断し、作戦を変更する。途中でパネルの調査もできるだろう。

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Astroneer / アストロニア 探査日誌 01009 『シェルター』

探査日誌 01009.1

基地に帰投する。巨大宇宙機で発見した座席モジュールは、車体が無ければ無用の長物だ。基地を拡張し、車両を製作する装置を作る必要がある。また野ざらしにしてきた各種物資も、ダストストームに吹き飛ばされないようにしなければならない。チタンのような貴重な物資は基地のソケットに直付けしておくが、量が必要となる資源は外で保存する方法を考える必要がある。

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探査日誌01009.2

基地拡張のため、周辺の土地を平らに均していく。平地でなくても拡張モジュールは設置できるのだが、起伏があり礫岩だらけの土地ではちょっとした移動も手間がかかる。なにより気分の問題だ。時間を忘れて作業に没頭する。

造成した平面は、惑星の曲率に沿っているのだろうか。延伸すればするほど、もとの地表との段差が増すようなので、真の平面なのではないだろうか?

だとすると、この作業を続けると正面の山体の上部に到達するスロープができることになるし、理論的にはこのまま大気圏外に出ることも可能だ。

ただ、この惑星(というかこの宇宙)の物理法則が、それを許すかどうかは分からない。どれほどの質量を支えなしに空中に固定できるのだろうか? 確かめるには、やってみるしかない。

もうひとつ。仮にこのマシンの平面化機能のみで惑星を造成するのなら、その究極の姿は、球状ではなく、サイコロ型の天体になるだろう。大雑把に考えれば、各面の中心で大気が最も濃く、そこから四方を眺めると45度の勾配の巨大なピラミッドが4つそびえ、その頂点では大気はゼロになっているはずだ。

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探査日誌01009.3

造成工事中、再びサンドストームに襲われた。急遽物資ごと自分の足元を掘削して、シェルターにする。良い策だと思ったのだが、嵐が去ってからハンドパワーで物質を出そうとすると、引っかかってうまく出せない。穴を埋め戻すと物資まで埋まってしまう。大失敗だ。

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探査日誌01009.4

資材シェルターとしてかまくらを作成した。土地を盛り上げ、ふだんストームが来る方向が背になるよう中をくり抜き、誤って貫通したら埋め戻す。マシンの繊細な使い方ができず、こんなものでも非常に苦労した。これでも礫片は入ってくるが、風は一応防げているようだ。いまは美的感覚より、実用性を優先させなければならない。

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Astroneer / アストロニア 探査日誌 01008 『巨大宇宙機』

探査日誌 01008.1

宇宙機に接近、発掘にとりかかる。今まで発見した人工物にくらべ桁違いに大きいため、遠近感が狂う。

周囲にはいくつかの破片が埋まっており、トラスやソーラーパネルのようなものに交じって、回収可能なコンテナボックス型の不明人工物もあった。現状で回収できない破片も、いつか回収・再利用できるようになるのだろうか?

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探査日誌 01008.2

昼夜を通して掘削作業を続けるが、まだ宇宙機の全体が見えてこない。機体周囲を掘るだけでは全体が観察できず、また接近して観察するためにもなだらかなスロープが必要なため、掘削範囲とその体積は非常に大きいものになる。機体上部に姿勢制御スラスターが見える。

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探査日誌 01008.3

ほぼ全容が確認できた。機体の天辺はフラットな形状。円筒型カーゴモジュールに推進器をつけただけの実用本位なデザインに見える。あるいは前半部分は墜落でひしゃげたのかもしれない。カーゴは半分がぱっくりと割れていたが、中央の主柱は健在のようだ。柱に沿って多数の物資が確認できた。

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探査日誌01008.4

カーゴからはチタンなど貴重な物資が8つほど見つかった。また、なぜかビークルの運転モジュールも見つかった。

ところがこのタイミングで、突如サンドストームに襲われた。慌てて宇宙機の下に退避したが、地表に置いてきた小型物資は全て吹き飛ばされていた。これは痛恨のミスだ。残されたのは周辺で発掘された大型の不明コンテナと、運転席モジュールのみ。残念だ。

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Astroneer / アストロニア 探査日誌 01007 『ブリッジ』

探査日誌 01007.1

基地東方に巨大なカボチャ状の物体を発見。途中に大きな谷があり、落ちると脱出が難しそうなため橋を造成する。掘削マシンの機能を切り替えれば土を吹き付けたり均したりできることは知っていたが、マニュアルを誤読しており操作方法に気付くまで時間がかかった。

谷の終端部のほうに遠回りすることもできるし、もちろん一度落ちてから足元の土を盛り上げ脱出することもできる。ただそちらのほうが面倒だし、今後の往復を考えると橋の構築が合理的だ。大規模造成の実地訓練にもなる。

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探査日誌 01007.2

崖の端の、なるべく向こう側の地面と平行になっている部分にターゲットマーカーを合わせ、そこから土地を延伸させていく。慎重な作業が求められる。

それでも多少上り勾配になっていたようで、橋の終端向こう側の地面とは身長1つ分程度の差がついてしまった。ここから橋を少し掘削し、下りのスロープを作る。ここが一番の難所となった。

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探査日誌 10007.2

近づいてみれば物体はそれほど大きくなく、今までと同じ地下に球根を抱えた異星生物だった。一方、ここまで来て地平線上に更に巨大な影を発見した。直線と鋭角が見て取れ、人工物である可能性が高い。

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探査日誌 10007.3

日が昇り、細部が見えてきた。これは大物だ! 上部の大きな逆釣鐘型の構造は、化学ロケットか何らかの反動推進機関のようだ。墜落し逆さまに埋まった宇宙船か。地表付近で赤い光の明滅が見える。システムが生きているのかもしれない。詳細な調査が必要だ。

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